熊本県立高校の前期選抜と後期選抜の違い|倍率・検査内容をわかりやすく解説
熊本県立高校の入試には、「前期(特色)選抜」と「後期(一般)選抜」の2つがあります。名前は聞いたことがあっても、違いを正確に説明するのは意外と難しいものです。この記事では、2027年(令和9年度)入試の要項をもとに、2つの選抜の違いをわかりやすくまとめます。
前期(特色)選抜の特徴
- 学力検査(5教科の筆記試験)はありません。
- 面接・作文・小論文・実技・自己表現など、学校ごとの検査で選抜します。
- 募集人員は定員の70%以内(熊本市内の高校は50%以内)で、各校長が定めます。
- 募集人員が定員の50%を超える高校は、「面接・実技など」と「小論文・実験・自己表現など」からそれぞれ1つ以上の検査を行います。
- 不合格でも、後期選抜に出願できます。
2026年の前期選抜の平均倍率は1.56倍でした。
後期(一般)選抜の特徴
- 国語・社会・数学・理科・英語の5教科の学力検査と、調査書(内申)で判定します。
- まず、学力検査と調査書の両方で順位が定員内の人から合格が決まります。
- 残りの合格者は、各高校の基準で判定されます。
2026年の後期選抜(全日制)の平均倍率は0.88倍でした。ただし、平均が1倍を下回っていても、人気の高い学校は高い倍率になります。
2027年入試の日程
| 前期(特色)選抜 | 出願 1月20日〜25日(正午)/検査 2月2日/結果通知 2月9日 |
|---|---|
| 後期(一般)選抜 | 出願 2月12日〜17日(正午)/学力検査 3月4日・5日/合格発表 3月12日 |
前期でも英語力が問われる学校がある
学力検査がない前期選抜でも、英語力が合否のカギになる学校があります。たとえば第一高校の普通科英語コース(前期)は、60〜80語の英作文(30分)と面接で選抜し、配点は英作文5割・面接3割・調査書2割です。
前期と後期、どちらを目指す?
| 前期が向いている子 | 部活動や活動の実績がある/面接や作文で自分の思いを伝えられる/志望理由がはっきりしている |
|---|---|
| 後期が向いている子 | コツコツ積み上げた学力で勝負したい |
前期を受けて、結果によっては後期へ。「チャンスは2回」と考えて準備するのがおすすめです。ただし、前期を受ける場合も、後期の学力検査を見すえた勉強は止めないことが大切です。
出典・参考
※入試日程や制度は変更されることがあります。最新の情報は、熊本県教育委員会・各学校・中学校からの案内でご確認ください。